倉敷市議会 > 2022-09-05 >
09月05日-01号

  • "財源"(/)
ツイート シェア
  1. 倉敷市議会 2022-09-05
    09月05日-01号


    取得元: 倉敷市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-31
    令和 4年第4回 9月定例会     第4回倉敷市議会(第3回定例会)会議録(第1号)開会・開議、散会年月日時  開会・開議  令和4年9月5日(月)  午前10時  散   会  令和4年9月5日(月)  午前10時46分出席議員(41名)  1番 尾 崎 勝 也   2番 平 井 俊 光   3番 芦 田 泰 宏  4番 瀧 本   寛   5番 中 西 善 之   7番 中 西 公 仁  8番 小 郷 ひな子   9番 三 宅 誠 志   10番 田 口 明 子  11番 田 辺 牧 美   12番 日 向   豊   13番 松 成 康 昭  14番 大 守 秀 行   15番 井 出 妙 子   16番 薮 田 尊 典  17番 新 垣 敦 子   18番 守 屋 弘 志   19番 若 林 昭 雄  20番 片 山 貴 光   21番 塩 津   学   22番 藤 井 昭 佐  23番 中 島 光 浩   24番 大 橋 健 良   25番 藤 原 薫 子  26番 時 尾 博 幸   27番 伊 東 裕 紀   29番 荒 木 竜 二  30番 北 畠 克 彦   31番 山 畑 滝 男   32番 赤 澤 幹 温  33番 塩 津 孝 明   34番 秋 田 安 幸   35番 齋 藤 武次郎  36番 末 田 正 彦   37番 生 水 耕 二   38番 梶 田 省 三  39番 三 村 英 世   40番 森     守   41番 原 田 龍 五  42番 矢 野 周 子   43番 大 橋   賢欠席議員(2名)  6番 仙 田 貴 孝   28番 難 波 朋 裕説明のため出席した者  市長       伊 東 香 織    副市長      生 水 哲 男  副市長      原   孝 吏    技監       小 路 剛 志  企画財政局長   黒 瀬 敏 弘    総務局長     木 下   修  総務局参与    柳 井 一 泰    市民局長     尾 崎 英 樹  環境リサイクル局長佐 藤 慶 一    環境リサイクル局参与                               月 本 浩 治  保健福祉局長   藤 原 昌 行    保健福祉局参与  吉 岡 明 彦  保健福祉局参与  渡 邊   浩    文化産業局長   平 松 孝 幸  文化産業局参与  坂 田 剛 彦    建設局長     山 本 達 也  会計管理者    平 松 定 義    消防局長     梶   隆 幸  市長公室長    上 田 哲 三    総務部長     森   吉 晴  水道局  水道事業管理者  古 谷 太 一  市民病院  事務局長     渡 辺 育 男  ボートレース事業局  モーターボート競走事業管理者           矢 島   薫  教育委員会  教育長      井 上 正 義    教育次長     早 瀬   徹  選挙管理委員会  委員長      大 熊 裕 司  監査委員  代表監査委員   竹 内 道 宏  農業委員会  会長       吉 田 幸 夫出席した事務局職員  局長       三 宅 康 彦    次長       山 本 洋 司  副参事      永 山 健 一    議事調査課課長代理平 田 靖 典  議事調査課課長主幹加 藤 隆 弘本日の日程  1 開会・開議(午前10時)  2 会議録署名議員の指名  3 議会運営委員長報告  4 会期の決定  5 議案等上程提案理由説明     議案第77号~議案第121号     報告第10号~報告第12号  6 散 会本日の会議に付した事件  会議録署名議員の指名  議会運営委員長報告  会期の決定  議案第 77号 令和4年度倉敷市一般会計補正予算(第3号)  議案第 78号 令和4年度倉敷市水道事業会計補正予算(第1号)  議案第 79号 令和4年度倉敷市立市民病院事業会計補正予算(第1号)  議案第 80号 令和4年度倉敷市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)  議案第 81号 倉敷市職員の降給に関する条例の制定について  議案第 82号 倉敷市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定について  議案第 83号 倉敷市職員の懲戒の手続きおよび効果に関する条例等の一部を改正する条例の制定について  議案第 84号 倉敷市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について  議案第 85号 倉敷市印鑑登録及び証明に関する条例の改正について  議案第 86号 倉敷市職員の定年等に関する条例の改正について  議案第 87号 倉敷市職員の勤務時間、休日および休暇に関する条例の改正について  議案第 88号 倉敷市職員の育児休業等に関する条例の改正について  議案第 89号 倉敷市職員の給与に関する条例の改正について  議案第 90号 倉敷市短時間勤務会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の改正について  議案第 91号 倉敷市手数料条例の改正について  議案第 92号 倉敷市立認定こども園条例の改正について  議案第 93号 倉敷市児童館条例の改正について  議案第 94号 倉敷市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の改正について  議案第 95号 倉敷市児島観光港待合所条例の改正について  議案第 96号 倉敷市駐車場条例の改正について  議案第 97号 倉敷市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の改正について  議案第 98号 倉敷市職員の再任用に関する条例の廃止について  議案第 99号 字の区域の変更について  議案第100号 工事請負契約について  議案第101号 路線の廃止について  議案第102号 路線の認定について  議案第103号 岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更に関する協議について  議案第104号 物品の購入について(化学消防ポンプ自動車)  議案第105号 物品の購入について(高規格救急車)  議案第106号 (仮称)倉敷学校給食共同調理場防災備蓄倉庫整備運営事業契約の締結について  議案第107号 令和3年度倉敷市下水道事業会計処分利益剰余金の処分について  議案第108号 令和3年度倉敷市水道事業会計処分利益剰余金の処分について  議案第109号 令和3年度倉敷市モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分について  議案第110号 令和3年度倉敷市一般会計歳入歳出決算の認定について  議案第111号 令和3年度倉敷市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第112号 令和3年度倉敷市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第113号 令和3年度倉敷市母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第114号 令和3年度倉敷市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第115号 令和3年度倉敷市住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第116号 令和3年度倉敷市財産区会計歳入歳出決算の認定について  議案第117号 令和3年度倉敷市下水道事業会計決算の認定について  議案第118号 令和3年度倉敷市水道事業会計決算の認定について  議案第119号 令和3年度倉敷市立市民病院事業会計決算の認定について  議案第120号 令和3年度倉敷市モーターボート競走事業会計決算の認定について  議案第121号 令和3年度竹川組合会計歳入歳出決算の認定について  報告第 10号 損害賠償に係る専決処分の報告について  報告第 11号 工事請負契約の変更に係る専決処分の報告について  報告第 12号 訴えの提起に係る専決処分の報告について            午前10時     開 会・開 議 ○議長(中西公仁君) 皆さんおはようございます。ただいまから令和4年第4回倉敷市議会第3回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ただいまの御出席は41名、会議は成立いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1      会議録署名議員の指名 ○議長(中西公仁君) 会議録署名議員は10番 田口 明子議員、35番 齋藤 武次郎議員を指名いたします。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2      議会運営委員長報告 ○議長(中西公仁君) では、議会運営委員長から報告をお願いいたします。中島 光浩議員。            (23番  中島 光浩君  登壇) ◆23番(中島光浩君) 皆さんおはようございます。本日から始まります9月定例会の運営などについて協議するため、去る8月29日に委員会を開きましたので、その結果を報告いたします。 まず、今期定例会の会期でありますが、本日から30日までの26日間とし、会議日程は既にお手元に配付のとおりであります。 次に、市長提出議案等は、既にお手元に配付されておりますとおり、予算案4件、条例案18件、事件案11件、決算12件、報告3件の都合48件であります。このうち、報告3件は、質問終了後、議決することにしております。 次に、追加提出予定議案でありますが、人事案2件が議会最終日に提出される予定であります。 次に、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策として、今期定例会においても議場等に入場する議員、執行部及び傍聴される方には、手指消毒、マスクの着用を徹底すること、また、議員及び執行部におかれましては、簡潔な質問及び的確な答弁に努めることについて御協力をお願いすることを委員会として決定しておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、今期定例会の服装についてですが、倉敷の特産であるジーンズを広くPRするため、ジーンズの着用を認めることを委員会として決定いたしました。議員及び執行部の皆様方の御協力をよろしくお願いいたします。 最後に、全員協議会についてですが、中期財政試算について説明を受けるため、本日の本会議終了後、全員協議会を開くことにしております。 以上で報告を終わります。 ○議長(中西公仁君) 以上で報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3      会期の決定 ○議長(中西公仁君) では、会期についてお諮りいたします。 今期定例会の会期は、ただいまの委員長の報告のとおり、既に配付の会議日程により、本日から30日までの26日間と決定することに御異議ございませんか。            (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西公仁君) 御異議ないものと認め、会期は本日から30日までの26日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4      議 案   4件 △日程第5      議 案  18件 △日程第6      議 案  11件 △日程第7      議 案  12件 △日程第8      報 告   3件 ○議長(中西公仁君) 次に、日程第4 議案第77号 令和4年度倉敷市一般会計補正予算(第3号)から議案第80号 令和4年度倉敷市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)まで予算案4件、日程第5 議案第81号 倉敷市職員の降給に関する条例の制定についてから議案第98号 倉敷市職員の再任用に関する条例の廃止についてまで条例案18件、日程第6 議案第99号 字の区域の変更についてから議案第109号 令和3年度倉敷市モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分についてまで事件案11件、日程第7 議案第110号 令和3年度倉敷市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第121号 令和3年度竹川組合会計歳入歳出決算の認定についてまで決算12件、日程第8 報告第10号 損害賠償に係る専決処分の報告についてから報告第12号 訴えの提起に係る専決処分の報告についてまで報告3件、以上都合48件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。伊東市長。            (市長  伊東 香織君  登壇) ◎市長(伊東香織君) 皆様おはようございます。本日からの市議会、どうぞよろしくお願い申し上げます。 それでは、提案理由説明を申し上げます。 議員の皆様方には、本日は、御多忙の中お集まりいただきまして厚く御礼申し上げます。 初めに、提案理由説明に先立ちまして、市政を取り巻く状況について御説明いたします。 去る7月8日、安倍 晋三元内閣総理大臣が突然の凶弾に倒れられました。安倍元総理は、長きにわたり我が国の発展に力を尽くされましたが、特に平成30年7月豪雨災害では、発災直後に倉敷市を訪れて甚大な被害の状況を確認し、各省庁に大号令をかけて真備地区の早期の復旧、復興に多大なる御尽力をいただきました。心より感謝申し上げますとともに、衷心より哀悼の意を表したいと存じます。 本年も、全国各地で豪雨被害が発生しており、8月3日からの大雨では、東北・北信越地方をはじめ各地で河川の氾濫や土砂災害による大きな被害が生じました。被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。本市では、平成30年7月豪雨で被災した経験を基に、8月7日から、被害の大きかった新潟県村上市、関川村、山形県飯豊町に職員6人を派遣し、飲料水、土のう袋、マスクなどの物資提供や災害廃棄物の円滑処理のための支援を行い、また、倉敷市社会福祉協議会が、8月15日から8月28日までの間、職員延べ6人を村上市に派遣して、災害ボランティアセンターの運営支援を行いました。 次に、新型コロナウイルス感染症ヘの対応状況について御説明いたします。 感染力が強いオミクロン株BA.5の影響で、7月に入って第7波となり、新規感染者数が8月17日にはこれまでで最高の1,273人となり、8月20日まで4日連続で1,000人を超えました。多くの方が現在でも自宅療養されていることから、増大する保健所業務に対応するため、全部局から1日当たり約200人の職員を継続して派遣しております。 ワクチン接種につきましては、9月1日現在、3回目接種を終えた方は、60代以上では89.9%が接種済みに対して、60歳未満の方では58.1%、とりわけ20代では50.8%、30代では54.0%など若い世代の接種率が低い状況となっております。新型コロナウイルス感染症は、若い世代の方であっても、感染から回復した後も、倦怠感、頭痛、睡眠障がいなど様々な後遺症が報告されております。ワクチン接種は、感染による後遺症の軽減にも効果があるとされており、また、特に重症化リスクのある方については、重症化予防効果もありますので、3回目・4回目未接種の方におかれましては、御自身や大切な家族を守るためにも、早めのワクチン接種の検討をお願いしたいと存じます。なお、9月7日から11日までの間、イオンモール倉敷において、休日、夜間に予約なしでワクチン接種できる会場を設けますので、仕事や学校で接種予約が取りづらい方にも御利用いただきたいと考えております。 また、国は、オミクロン株に対応した新たなワクチン接種を、2回目接種を終えられた満12歳以上の方全員を対象に10月開始予定を前倒しして実施するとされております。詳細が分かり次第、市民の皆様にお知らせしてまいりますが、このワクチンを自分が接種できる時期まで待たれますと、前回の接種からの経過期間によっては抗体価が大幅に低下してしまいますので、既存のワクチン接種の検討もお願いしたいと思います。現在、県のBA.5対策強化期間が9月30日まで延長されております。市民の皆様には、これまで同様に、できるだけ予防効果の高い不織布マスクの正しい着用、手指消毒、十分な換気の徹底、3密回避など、引き続き徹底した感染対策をお願いしたいと存じます。 次に、平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興状況について御説明いたします。 平成30年7月豪雨から4年となる7月6日、災害によりお亡くなりになられました方々を追悼するとともに今後の復興への誓いを新たにするため、マービーふれあいセンターにおいて、平成30年7月豪雨災害倉敷市追悼式を行いました。本年も、新型コロナウイルス感染症対策のため規模を縮小して行うこととし、御遺族や住民代表など約60人が参列され、式典後には、400人を超える市民の皆様が会場を訪れ、追悼の記帳、献花をされました。 現在、真備地区では、昨年度までに全ての公共施設が再開し、住まいの再建も仮設住宅に入居されている方が22人にまで減少するなど、復興は着実に進んでおりますが、引き続き見守りや心のケア等の支援として、倉敷市真備支え合いセンターが中心となりまして、仮設住宅にお住まいの方をはじめ約50世帯に定期的な戸別訪問を行うなど、それぞれの状況に合わせた支援を行っております。 治水対策につきましては、令和5年度末までの完成に向けて、国の小田川合流点付替え事業は、67%まで工事が進捗し、8月17日には、新たな小田川の河道となります場所に架かる新柳井原橋が開通いたしました。高梁川の堤防強化は、既に川辺橋の上流と下流で護岸強化整備が完成し、今後、堤防道路のかさ上げ及び居住地側の浸透対策を実施予定です。県の3河川は、引き続き堤防かさ上げ・強化等の工事を行っておりまして、末政川では、陸閘解消を図るための有井橋架け替え工事が令和4年度中の完成に向けて進められております。 復興防災公園(仮称)については、6月下旬から国が河川敷の整備工事に着手いたしております。市も令和5年度末の完成を目指して設計を進めておりまして、年内に公園工事に着手する予定であります。なお、本年中止となった真備・船穂総おどりの代替イベントとして真備・船穂小田川ふれあいフェスティバルを、9月18日に小田川河川敷や堤防道路で開催することとなっており、スタンプラリーステージイベント地元農産物の直売などを行う予定で、地域のにぎわい創出につながることを期待しております。 今後も、被災されました皆様に一日も早く安心して落ち着いた生活を取り戻していただけますよう、引き続き全力で復興に向けた取組を進めてまいります。 また、全国的に頻発しています自然災害から市民の皆様の安全を守るための防災・減災対策は、早急かつ最優先で取り組むべき課題であり、排水機場、河川、水路、ため池の改修や整備など市全体の浸水対策に積極的に取り組んでまいります。具体的には、福田東排水機場や連島第2排水機場の改修、倉敷川、西部排水路、汐入川、道口川等の河川しゅんせつ、玉島大川の護岸改修工事などを行うほか、別所池(真備地区)ほか4か所のため池改修及び19か所の防災重点ため池ハザードマップを作成してまいります。 次に、コロナ禍における物価高騰対策としまして、水道を利用する皆様が新たに申請手続をすることなく、家庭と企業の水道料金の基本料金2期分(4か月分)相当額を、市が経済支援として負担いたします。また、経済活動の停滞や自然災害による収入減少の影響を受ける農家に対して、リスクへの備えを強化し、経営安定化を図るため、農業経営収入保険料の一部を助成いたします。さらにウイズコロナにおける観光振興の推進として、修学旅行の誘致拡大に向けて、市内に宿泊する修学旅行生に対する助成金の対象人数拡大や、インバウンド回復に向けた外国語パンフレットやウェブページの作成、海外雑誌での情報発信等に取り組んでまいります。また、移住定住を促進するため、3大都市圏をはじめとする都市部からの移住を希望される方等が、地域密着・交流型の暮らしやテレワークを体験できる滞在施設を下津井町並み保存地区内の古民家を活用して整備いたします。次に、コロナ禍により利用が大幅に減少しております公共交通の利用促進や、外出機会の創出による地域経済活性化を図ることを目的として、路線バス・水島臨海鉄道の無料デーを、市内でのイベント開催日に合わせて9月24日の土曜日、10月9日の日曜日、10月16日の日曜日、11月5日の土曜日の4回実施いたします。多くの皆様が、公共交通機関を日常の移動手段として利用するきっかけとしていただきますとともに、イベント等へもお出かけいただきまして、地域経済活性化につなげてまいりたいと考えております。 次に、ゼロカーボンシティへの取組として、水島清掃工場で発電した電気を中国電力ネットワークの送電網を活用して本庁舎、下水処理施設等、計9つの公共施設にも自己託送により供給することで、1年間当たり約252トン相当のCO2排出量削減を行い、また現在の燃料費調整単価で換算いたしますと約7,000万円の電気料金削減効果を見込んでございます。さらに、倉敷市水道局片島浄水場内の敷地を活用して、県内の自治体では初の取組となりますPPA(パワー・パーチェス・アグリーメント)、電力購入契約でございますが、このモデルによる太陽光発電設備の導入を行いますことで、1年間当たり約270トン相当のCO2排出量削減を行い、電気料金で約400万円の削減効果を見込んでございます。また、原油価格高騰対策にも資する家庭用電気自動車の購入に対して、エコタイヤの装着と、車両の走行距離等に関する実績報告に御協力いただけます方に、購入費補助金として1台当たり15万円で300台を対象に助成してまいります。 最後に、倉敷市モーターボート競走場について、ファンの皆様のニーズに対応した観覧席の設置、子供の遊び場、フードコート、屋外と一体利用可能な多目的イベントホールの新設などに加え、環境に配慮し、防災機能も備えたコンパクトなスタンド棟施設整備基本設計を8月に策定いたしました。今後の施設整備に当たっては、だれもが訪れ快適な時間を過ごせる拓かれたボートレース児島を基本理念として進め、令和8年度中の事業完了を目指してまいります。 それでは、ただいま御上程いただきました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議案第77号 令和4年度倉敷市一般会計補正予算(第3号)から議案第80号 令和4年度倉敷市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)までの各会計の補正予算につきまして、その概要を御説明いたします。 まず、一般会計につきましては、新型コロナウイルス感染症対策や、コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策に要する経費、早急に対応が必要な浸水対策経費決算剰余金を活用した経費などを中心に計上し、109億3,400万円余りの増額、累計では2,078億9,200万円余りで、前年度同期と比較して2.2%の増となっております。 では、歳出につきまして、主なものを御説明いたします。 総務費では、物価高騰対策として水道料金の基本料金2期分(4か月分)相当額を市が負担することで家庭や企業への経済支援を行う経費、移住定住を促進するため下津井地区に地域密着・交流型の滞在施設を整備する経費のほか、令和3年度の決算剰余に伴う財政調整基金積立金減債基金積立金などを計上しております。 民生費では、国の制度改正に対応するため、戸籍情報システムを改修する経費、感染防止対策のための施設等修繕料などを計上しております。また、公立認定こども園調理業務委託事業費及び戸籍情報システム更新業務委託事業費につきまして、債務負担行為の設定をお願いするとともに、倉敷運動公園陸上競技場改修事業費等につきまして、適正な工期等を確保するため繰越明許費を計上しております。 衛生費では、PCR検査や患者の健康管理業務などに要する経費や高齢者施設等の従事者を対象とした抗原検査の実施に要する経費の追加分、家庭用電気自動車の購入費に対する補助金などを計上したほか、水島清掃工場自己託送支援業務委託事業費につきましては、債務負担行為の設定をお願いしております。 労働費では、来年4月に開催予定の新規学校卒業就職者歓迎大会開催事業費につきまして、債務負担行為の設定をお願いしております。 農林水産業費では、浸水対策に要する経費、ため池防災減災事業費、ほ場整備事業費、水路、農道などの整備を行う単独公共事業費の追加分のほか、農業経営収入保険に加入して経営の安定化を図る農家に保険料の一部を助成する経費などを計上するとともに、南六間川改修事業ほか11事業費につきまして、適正な工期を確保するため繰越明許費を計上してございます。 商工費では、修学旅行の誘致拡大を目的として市内に宿泊する修学旅行生を対象に助成する経費の追加分、インバウンド回復に向けた観光プロモーションに要する経費を計上しております。 土木費では、浸水対策事業費、市営駐車場案内看板等修繕料などのほか、道路、河川、公園の整備を行う単独公共事業費の追加分を計上しております。なお、粒江福江線道路改良事業費につきましては、債務負担行為の設定をお願いするとともに、汐入川浚渫事業費、福田東排水機場改修事業費、高橋千間線道路改良事業費等につきまして、適正な工期を確保するため繰越明許費を計上しております。 消防費では、消防団員用の救命胴衣を購入するための経費、感染防止対策のための常備消防施設修繕料などを計上しております。 教育費では、食物アレルギーのある児童、生徒に代替食を提供するためのレトルト調理機購入費、指定寄附による学校図書購入費、学校施設整備基金積立金のほか、学校園の施設整備を行う単独公共事業費の追加分を計上しております。また、茶屋町小学校調理業務委託事業費、(仮称)児島学校給食共同調理場整備運営事業費につきましては、債務負担行為の設定をお願いしてございます。 歳入につきましては、繰越金や地方交付税、国・県支出金、市債などを計上したほか、財政調整基金により財源の調整をしております。 次に、企業会計につきまして御説明申し上げます。 水道事業会計につきまして、収益的収入では、営業外収益として、物価高騰対策経済支援事業に必要な事務の受託による収入1,400万円余りを増額し、収益的支出では、物価高騰対策経済支援事業に必要な諸費用として委託料など1,400万円余りを増額しております。 次に、市民病院事業会計では、資本的収入において、電子カルテシステム等の医療情報システム更新に伴う企業債を1,800万円増額し、資本的支出においては、医療情報システム更新に要する経費を1,800万円増額しております。 次に、モーターボート競走事業会計では、倉敷市児島モーターボート競走場スタンド棟施設整備事業費につきまして、債務負担行為の設定等をお願いしてございます。 続きまして、条例の制定議案について御説明申し上げます。 議案第81号 倉敷市職員の降給に関する条例の制定についてから議案第84号 倉敷市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてまでの議案4件につきましては、地方公務員法の改正により職員の定年を引き上げることに伴いまして、関連する制度改正に係る規定を整備する等のためのものでございます。 続きまして、条例の改正議案について御説明申し上げます。 議案第85号 倉敷市印鑑登録及び証明に関する条例の改正については、本市の印鑑登録システムを地方公共団体情報システムの標準化に関する法律に基づく統一的な基準に適合したものにする等のためのものでございます。 議案第86号 倉敷市職員の定年等に関する条例の改正について、議案第87号 倉敷市職員の勤務時間、休日および休暇に関する条例の改正について、議案第89号 倉敷市職員の給与に関する条例の改正について及び議案第97号 倉敷市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の改正についての議案4件につきましては、地方公務員法の改正により職員の定年を引き上げることに伴うものでございます。 議案第88号 倉敷市職員の育児休業等に関する条例の改正については、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、育児休業を取得できる回数の制限緩和に係る規定を整備する等のためのものでございます。 議案第90号 倉敷市短時間勤務会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の改正については、地方公務員等共済組合法の改正に伴いまして、短時間勤務会計年度任用職員に係る給与控除の範囲を拡大するためのものでございます。 議案第91号 倉敷市手数料条例の改正については、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の改正に伴い、認定に係る手数料を追加する等のためのものでございます。 議案第92号 倉敷市立認定こども園条例の改正については、倉敷市立田の口認定こども園を設置するためのものでございます。 議案第93号 倉敷市児童館条例の改正については、倉敷市倉敷北児童センターを移転新築するためのものでございます。 議案第94号 倉敷市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の改正については、一般廃棄物収集運搬業者が、家庭からの一時多量ごみを市の処理施設へ搬入する場合の手数料を新たに規定する等のためのものでございます。 議案第95号 倉敷市児島観光港待合所条例の改正については、駐車場の運用を見直すことで利用者の利便性向上及び効率的な施設運営を図るため、規定を整備する等のためのものでございます。 議案第96号 倉敷市駐車場条例の改正については、利用者の利便性向上を図るため、倉敷市倉敷市民会館駐車場を倉敷市市営美観地区東駐車場に、倉敷市芸文館地下駐車場を倉敷市市営美観地区南駐車場に名称を変更するためのものでございます。 続きまして、条例の廃止議案につきまして御説明申し上げます。 議案第98号 倉敷市職員の再任用に関する条例の廃止については、地方公務員法の改正により職員の定年を引き上げることに伴い、現行の再任用制度を廃止するためのものでございます。 次に、事件議案につきまして御説明申し上げます。 議案第99号 字の区域の変更については、玉島陶中地区の土地改良事業の換地処分に伴い、土地の小字の区域を変更するためのものでございます。 議案第100号の工事請負契約については、(仮称)船穂町柳井原地区水防センター建築工事請負契約を締結するためのものでございます。 議案第101号及び議案第102号は、路線の廃止及び認定を行うためのものでございます。 議案第103号 岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更に関する協議については、加入団体の減少に伴う規約の変更について、議会の議決をお願いするものでございます。 議案第104号及び議案第105号の物品の購入については、化学消防ポンプ自動車及び高規格救急車を購入するためのものでございます。 議案第106号は、(仮称)倉敷学校給食共同調理場防災備蓄倉庫整備運営事業契約を締結するためのものでございます。 次に、地方公営企業の経営により生じた利益等の処分につきまして御説明申し上げます。 議案第107号 令和3年度倉敷市下水道事業会計処分利益剰余金の処分については、当年度未処分利益剰余金42億7,900万円余りのうち、39億4,900万円余りを資本金へ組み入れ、残りの3億2,900万円余りを減債積立金に積み立てるものでございます。 議案第108号 令和3年度倉敷市水道事業会計処分利益剰余金の処分については、当年度未処分利益剰余金14億7,900万円余りのうち、4億500万円余りを建設改良積立金に積み立て、10億7,400万円余りを資本金へ組み入れるものでございます。 議案第109号 令和3年度倉敷市モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分については、当年度未処分利益剰余金65億6,800万円余りのうち、45億円を建設改良積立金に積み立て、また、平成30年7月豪雨災害からの復興及び防災危機管理センター棟整備のための財源として20億円を一般会計繰出金として処分し、6,800万円余りを翌年度へ繰り越すものでございます。 なお、市民病院事業会計につきましては、令和3年度に生じた利益を全額、過年度の未処理欠損金に充てる予定にしているため、利益の処分はございません。 次に、議案第110号 令和3年度倉敷市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第121号 令和3年度竹川組合会計歳入歳出決算の認定についてまでの各会計の令和3年度決算につきまして、その概要を御説明し、御認定を賜りたいと存じます。 まず、一般会計についてですが、歳入決算額2,271億1,300万円余り、歳出決算額2,167億2,300万円余りで、歳入歳出差引き残額は103億8,900万円余りとなり、翌年度へ繰り越すべき財源9億7,500万円余りを差し引きますと、実質収支額は94億1,300万円余りとなりました。 これは、歳入面におきまして、市税で13億2,700万円余り、地方交付税で5億3,100万円余りなど、予算を上回る収入があったこと、また、歳出面におきましては、社会福祉費では子育て世帯臨時特別給付金給付事業費などで18億500万円余り、児童福祉費では民間保育所運営費などで16億8,300万円余り、保健衛生費では感染症対策費などで14億3,800万円余りの不用額があったことなどにより、剰余金が生じたものであります。 なお、収支の調整を行いました結果、令和3年度末における財政調整基金現在高は127億5,200万円余りとなり、前年度と比較して3億7,400万円余りの増加となってございます。 また、市債の令和3年度末現在高は1,970億9,500万円余りで、前年度と比較して1億5,900万円余りの増加となってございます。 次に、特別会計につきまして御説明いたします。 国民健康保険事業特別会計では、歳入決算額479億4,000万円余り、歳出決算額471億7,700万円余りで歳入歳出差引き残額は7億6,300万円余りとなり、翌年度へ繰り越しております。 介護保険事業特別会計では、歳入決算額450億8,700万円余り、歳出決算額441億3,300万円余りで、歳入歳出差引き残額は9億5,400万円余りとなり、翌年度へ繰り越しております。 母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計では、歳入決算額1億2,400万円余り、歳出決算額5,700万円余りで、歳入歳出差引き残額は6,600万円余りとなり、翌年度へ繰り越しております。 後期高齢者医療事業特別会計では、歳入決算額65億1,800万円余り、歳出決算額64億9,900万円余りで、歳入歳出差引き残額は1,900万円余りとなり、翌年度へ繰り越しております。 住宅新築資金等貸付特別会計では、住宅新築資金などの貸付事業の財源として、過去に借り入れた市債の元利償還金及び事務費などに140万円余りを支出しております。なお、令和3年度をもって会計を廃止するに当たり、これまでにやむを得ず回収できていない貸付金の未収金及び借受人への貸付利率と市債の借入利率の違いから生じた差額による累積赤字額10億3,620万円余りについて、一般会計から繰入れを行っております。貸付金の未収金につきましては、今後は一般会計において引き続き回収に努めてまいります。 なお、ただいま御説明いたしました各会計決算の具体的な内容につきましては、お手元に配付いたしております令和3年度決算における主要な施策の成果の説明書を御参照いただきたいと存じます。 次に、財産区会計では、28財産区において貸地料、積立金利子、基金繰入金などを財源として、集会所維持管理経費等の交付金、基金積立金などに充当しましたもので、差引き5,600万円余りの繰越しとなりました。 続きまして、企業会計決算につきまして御説明申し上げます。 まず、下水道事業会計決算では、収益面では、下水道使用料が2,600万円余りの増収となりましたが、長期前受金戻入の減少などにより、事業収益が前年度に比べて4億1,100万円余り減少し、187億1,400万円余りとなりました。一方、費用面では、企業債の支払い利息の減少などにより、事業費用が1億8,900万円余り減少し、149億1,400万円余りとなりました。この結果、令和3年度は38億円余りの純利益が生じております。また、積立金のうち、企業債の償還のため減債積立金4億7,900万円余りを取り崩しております。前年度繰越利益剰余金がありませんので、純利益に減債積立金の取崩し額を合わせた額42億7,900万円余りが当年度未処分利益剰余金となっております。また、投資実績では、企業債、補助金など60億3,500万円余りを財源として、管渠、処理場などの下水道施設整備などに163億1,700万円余りを支出しております。なお、収支不足額102億8,200万円余りは、留保資金などで補填いたしております。 次に、水道事業会計決算では、収益面では、長期前受金戻入などの減少により、事業収益が前年度に比べて1,000万円余り減少し、86億9,100万円余りとなりました。一方、費用面では水道料金の収納委託に関する費用や減価償却費の増加などにより、事業費用が2億8,900万円余り増加し、73億100万円余りとなりました。この結果、令和3年度は13億9,000万円余りの純利益が生じました。また、建設改良費の財源として建設改良積立金8,900万円余りを取り崩しております。前年度繰越利益剰余金がありませんので、純利益に建設改良積立金の取崩し額を合わせました額14億7,900万円が当年度未処分利益剰余金となっております。また、投資実績では、企業債、工事負担金など18億4,600万円余りを財源として、配水施設整備などに54億9,800万円余りを支出しております。なお、収支不足額36億5,200万円余りは、留保資金などで補填いたしております。 次に、市民病院事業会計決算では、病院利用状況は、前年度に比べて入院患者数が3,583人増加し、外来患者数が3,043人増加したことによりまして、年延べ総患者数では6,626人増加し、14万9,974人となりました。収支状況につきましては、医業収益は34億1,800万円余りで、前年度に比べて4億8,100万円余りの増収となり、一般会計繰入金などを合わせた事業収益は43億1,400万円余りとなりました。一方、事業費用は特別損失の減少などにより800万円余り減少し、37億7,100万円余りとなりました。この結果、差引き5億4,300万円余りの純利益となり、令和3年度末の未処理欠損金は32億5,300万円余りとなりました。また、投資実績では、器械備品購入に8,400万円余りを支出いたしております。 次に、倉敷市モーターボート競走事業会計決算では、経営成績では、舟券収益等の事業収益は、前年度に比べまして210億6,400万円余り増加し、826億5,500万円余りとなりました。増加した主な要因としては、6月にSG競走として第31回グランドチャンピオンを開催したこと及び電話投票による売上げが好調であったことによるものであります。一方、事業費用は、前年度に比べ191億2,800万円余り増加し、762億4,500万円余りとなりました。この結果、令和3年度は64億1,000万円余りの純利益を生じました。これに、前年度繰越利益剰余金1億5,800万円余りを加えた当年度未処分利益剰余金は65億6,800万円余りとなりました。次に、投資実績では、投票端末機器等の購入など、建設改良費などに7億5,800万円余りを支出いたしております。なお、収支不足額7億5,800万円余りは、留保資金などで補填いたしております。また、令和3年度の一般会計への繰出金として、当年度の収益から2億円、前年度未処分利益剰余金から10億円を拠出しております。 次に、竹川組合会計決算でありますが、竹川組合は、地方自治法第284条第2項に基づく一部事務組合として、倉敷市、浅口市で構成し、竹川用水路の利水に関する管理運営を共同処理してまいりましたが、組合事務負担の軽減を図るため、竹川用水協議会に組織再編することに伴い、令和4年3月31日をもって解散いたしました。このたびの決算は、解散日をもって消滅した一部事務組合の打切り決算となっており、地方自治法第292条の規定に基づき、同施行令第5条第3項を準用し、その事務を継承した倉敷市で議会の認定をお願いするものでございます。歳入歳出決算額につきましては、倉敷市、浅口市の負担金などの歳入決算額は410万円余りとなりました。一方、用水路の修繕料や草刈り業務委託などの歳出決算額は400万円余りで、歳入歳出差引き残額は7万円余りとなり、これにつきましては、地方自治法第289条に基づく協議により、竹川用水協議会へ全て帰属いたしております。 最後に、令和3年度の健全化判断比率及び資金不足比率につきまして御説明申し上げます。 これらの財政指標は、いずれも、平成19年6月の地方公共団体の財政の健全化に関する法律の制定に伴い、監査委員の意見をつけて議会に報告し、公表することが義務づけられているものであります。 本市の令和3年度のこれらの数値は、実質赤字比率、連結実質赤字比率及び各公営企業会計の資金不足比率につきましては、いずれも赤字や資金不足は生じてございません。また、実質公債費比率は、前年度より0.8ポイント改善し2.9%、将来負担比率についても、前年度より27.9ポイント改善し3.3%となり、早期健全化計画の策定が必要となるそれぞれの早期健全化基準である25%及び350%を下回っております。 このように、いずれの数値も早期健全化基準未満となっておりますが、今後とも健全な財政運営に努めてまいりたいと考えております。 次に、報告の案件につきまして御説明いたします。 報告第10号 損害賠償に係る専決処分の報告については、営造物の管理瑕疵など12件を議会の委任に基づく専決処分の範囲内で措置させていただいたものでございます。今後とも、事故の減少には一層の努力をしてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 報告第11号 工事請負契約の変更に係る専決処分の報告については、倉敷市立箭田小学校上屋付プール改築ほか建築工事について契約金額を変更したものの報告でございます。 報告第12号 訴えの提起に係る専決処分の報告については、市営住宅家賃未払い者に対して市営住宅の明渡し等を求め、訴えの提起を行ったものの報告でございます。 以上、御上程いただきました諸議案につきまして、その概要を御説明いたしましたが、詳細につきましては、お手元に配付の議案その他参考資料により御質問いただきまして、私または関係者から御説明申し上げたいと存じます。何とぞ御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由説明とさせていただきます。 ○議長(中西公仁君) 以上で説明を終わります。 本日はこれにて散会し、次会は来る9日午前10時から再開いたします。            午前10時46分  散 会...